試験対策

HSK4級のレベル目安と難易度|就活で評価されやすいボーダー級を整理

教室での筆記試験の様子。HSK4級の作文セクションのような、時間内に手を動かして書き切る試験本番の空気感。
Alison wood (Wikimedia Commons, CC BY 3.0)

結論

HSK日本実施委員会(hskj.jp)の公式説明によると、HSK4級は約1,200語の常用単語と文法知識を習得し、日常生活の話題について中国語で自然に話せることを目安とする級です。CEFRの対応目安ではB2相当とされ、台湾の求人で応募条件として名指しされやすいボーダーラインの級と位置づけられます。

HSK4級の対象者像・語彙数

公式の目安では、大学の第二外国語として2年目後期程度まで中国語を学んだ学習者が対象とされています。必要な語彙数は約1,200語で、3級(約600語)のちょうど倍にあたります。CEFRとの対応は公式の厳密な1:1変換表ではなく一般に広く引用される目安である点に注意してください(詳細はHSK1級から6級・7〜9級までの違い一覧)。

試験構成と時間配分

hskj.jpの案内による4級の構成は次の通りです。

セクション時間内容
聞き取り約30分(放送1回)正誤判断10問・短い会話の選択15問・長めの会話/文章理解20問
読解40分空欄補充10問・語順並べ替え10問・長文理解20問
作文25分語順並べ替え10問・写真描写(語句指定)5問

配点は聞き取り・読解・作文それぞれ100点、合計300点満点です。

出題数・時間配分・受験料は年度により変更される可能性があります。受験前に必ずhskj.jp(日本国内)またはchinesetest.cn(本国公式サイト)の最新情報を確認してください。

合格ライン・受験料

合格ラインは180点(6割)以上です。受験料は2026-07-16時点でhskj.jp確認、7,920円(2023年5月試験分から適用)となっています。受験料は改定されることがあるため、申込前に必ず公式サイトの最新情報を確認してください。

HSK4級で何ができるか・台湾就職での評価

HSK4級は、日常会話に加えて基本的なビジネス場面にも対応できる目安とされ、台湾の求人票で応募条件として名指しされることが比較的多い級です。ただし専門職ではさらに上の5級以上を求める求人も見られ、職種によって評価は変わります。台湾就職の全体像は台湾で就職する日本人の現実で整理しています。

3級との違い

3級が「日常生活の中国語がだいたい分かる」レベルであるのに対し、4級は語彙量が倍増し、基本的なビジネス場面への対応力が問われる点が大きな違いです。3級のレベル感はHSK3級のレベル目安で解説しています。

HSK4級を目指すための独学戦略

4級は語彙量が3級の倍になるため、闇雲に単語を増やすより、独学の設計図を先に決めておくほうが挫折しにくくなります。全体の学習ロードマップは中国語の勉強法|初心者が独学で挫折しないロードマップ、HSK対策に絞った独学戦略はHSK対策を独学でやる勉強法を参考にしてください。

よくある質問

Q. HSK4級だけで台湾就職はできますか? A. 職種によります。事務職などはHSK4級前後を応募条件に挙げる求人が多い一方、専門職では5級以上を求める例もあります。詳しくは台湾で就職する日本人の現実で解説しています。

Q. HSK4級とHSK3級、勉強時間はどれくらい違いますか? A. 公式に時間数の目安は示されていません。語彙数は3級の約600語に対し4級は約1,200語と倍増するため、相応の追加学習時間が必要になります。

Q. HSK4級の受験料はいくらですか? A. 2026-07-16時点でhskj.jp確認、7,920円(2023年5月試験分から適用の料金)です。受験料は変更されることがあるため、申込前に必ず公式サイトで確認してください。

Sources

  1. HSK日本実施委員会 HSK4級ページ
  2. HSK日本実施委員会 受験料と時間

FAQ

HSK4級だけで台湾就職はできますか?
職種によります。事務職などはHSK4級前後を応募条件に挙げる求人が多い一方、専門職では5級以上を求める例もあります。
HSK4級とHSK3級、勉強時間はどれくらい違いますか?
公式に時間数の目安は示されていません。語彙数は3級の約600語に対し4級は約1,200語と倍増するため相応の追加学習時間が必要になります。
HSK4級の受験料はいくらですか?
2026-07-16時点でhskj.jp確認、7,920円(2023年5月試験分から適用の料金)です。受験料は変更されることがあるため申込前に公式サイトで確認してください。
TOBIRA編集部
  • HSK指導経験
  • 台湾/中国留学サポート経験
  • 第二言語習得論(SLA)にもとづく編集方針

HSK対策と台湾・中国留学の一次情報にこだわり、第二言語習得論(SLA)にもとづく学習設計を行う編集部。

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