試験対策

SIELEとは?DELEとの違いをスコア・有効期限・対象地域で比較

ノートパソコンの画面 — SIELEはDELEと異なりコンピューター上(CBT)で受験する試験であることを示すイメージ
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結論

SIELE(Servicio Internacional de Evaluación de la Lengua Española)は、DELEと並ぶスペイン語の公式検定ですが仕組みが大きく異なります。0〜1000点のスコアで実力を示すCBT(コンピューター上)試験で、結果は最短3週間、証明書の有効期限は5年。DELEのような「合格/不合格」の紙の資格ではなく、「今どのレベルにいるか」を数値で示す試験です。中南米のスペイン語も評価対象に含まれる点も、DELEとの実務上の違いになります。

この記事のポイント

- SIELEはインスティトゥト・セルバンテス/メキシコ国立自治大学(UNAM)/サラマンカ大学/ブエノスアイレス大学の4機関が共同開発、2016年開始

- スコアは4技能合計0〜1000点(各技能250点満点)。合否ではなくレベル認定

- 結果は最短3週間、有効期限5年(DELEは無期限)

- 日本ではセルバンテス東京で予約制(DELEのような年3回の固定日程ではない)

SIELEの基本

SIELEは2016年、インスティトゥト・セルバンテス、メキシコ国立自治大学(UNAM)、サラマンカ大学、ブエノスアイレス大学の4機関が共同で開発した試験です。読解・聴解・作文・会話の4技能をそれぞれ250点満点で採点し、合計0〜1000点のスコアとCEFRレベル(A1〜C2相当)が示されます。「不合格」という結果が存在せず、必ず何らかのレベルが認定される点がDELEとの大きな違いです。

DELEとの違い一覧

項目DELESIELE
形式紙・試験会場での一斉試験コンピューター上(CBT)
判定級ごとの合格/不合格0〜1000点のスコア+レベル認定(不合格なし)
結果が出るまで約2〜3ヶ月最短3週間
有効期限無期限5年
日本での日程年3回の固定日程(2026年は5月・10月・11月)セルバンテス東京で随時予約制
対象スペイン語主にスペイン本国基準中南米を含む複数地域のスペイン語を出題に反映
技能単位の受験原則不可(全技能セット)技能ごとの部分受験が可能

どちらを受けるべきか

  • 無期限で使える「資格」として履歴書に残したい → DELE。特に大学出願や一部の公的手続きで無期限の紙の証明が求められる場面ではDELEが有利です。
  • 今のレベルを早く数値で確認したい/苦手技能だけ測り直したい → SIELE。部分受験ができるため、DELEの模試代わりに使う学習者もいます。
  • 中南米のスペイン語圏での就労・生活を見据えている → SIELEは中南米のスペイン語も出題に組み込まれているため、現地の言葉遣いにも触れられる点が実務的なメリットです。

日本での受験

セルバンテス東京がSIELEの試験会場になっており、DELEのような固定回数の年間日程ではなく、会場が設定する候補日から選ぶ予約制です。最新の予約可能日は公式サイトで確認してください。

この先の出口(扉)

SIELEもDELEも、目標は「その先で何ができるか」です。B1相当のレベル感を具体的に知りたい場合はDELE B1で何ができるか、独学での対策全体の進め方はDELE対策は独学でできる?を参照してください。中南米での生活を見据えるならスペイン語圏ワーホリ4カ国比較へ。

よくある質問

Q. SIELEとDELE、両方受ける必要がありますか? A. 必須ではありません。目的(無期限の紙の資格が欲しいか、早く数値で実力を確認したいか)で1つを選ぶ学習者がほとんどです。

Q. SIELEは中南米のスペイン語話者にも通用しますか? A. 中南米を含む複数地域のスペイン語が出題に反映されているため、スペイン本国のみを基準にしたくない学習者には実務的に相性が良い試験です。

Q. SIELEの結果はどこで使えますか? A. 大学出願や就労関連の証明として、DELEと同様に広く認められています。提出先が無期限の証明を求める場合はDELEも検討してください。

Sources

  1. Instituto Cervantes Tokio — SIELEとは
  2. Instituto Cervantes Tokio — SIELE試験日程及び試験会場
  3. SIELE公式 — Exam

FAQ

SIELEとDELE、両方受ける必要がありますか?
必須ではありません。無期限の紙の資格が欲しいか、早く数値で実力を確認したいかという目的で1つを選ぶ学習者がほとんどです。
SIELEは中南米のスペイン語話者にも通用しますか?
中南米を含む複数地域のスペイン語が出題に反映されているため、スペイン本国のみを基準にしたくない学習者には相性が良い試験です。
SIELEの結果はどこで使えますか?
大学出願や就労関連の証明として、DELEと同様に広く認められています。提出先が無期限の証明を求める場合はDELEも検討してください。
TOBIRA編集部
  • DELE/SIELE指導経験
  • 中南米留学サポート経験
  • 第二言語習得論(SLA)にもとづく編集方針

DELE/SIELE対策とスペイン語圏留学の一次情報にこだわり、第二言語習得論(SLA)にもとづく学習設計を行う編集部。

本記事は教育目的の情報提供であり、ビザ・移民・法律に関する助言ではありません。手数料・ビザ制度・日程は変わるため、行動前に必ず記事内の公式リンクでご確認ください。