留学・ワーホリ

アルゼンチンワーホリの条件|ビザ費用・年齢・年間枠を整理

ブエノスアイレスの下町サン・テルモ地区の教会 — アルゼンチンワーホリで暮らす街の雰囲気をイメージした一枚
Jorge Láscar from Australia (Wikimedia Commons, CC BY 2.0)

結論

アルゼンチンは、日本とワーキングホリデー協定を結んでいる中南米では数少ない国の一つです(他にチリ・ウルグアイ)。ビザの申請料自体は無料ですが、年齢は18〜30歳、年間発給枠は200人で延長不可という条件を押さえておく必要があります。

この記事のポイント

- 協定は2017年5月に締結、同年10月1日から制度開始

- 申請時年齢18〜30歳、年間発給枠200人、延長不可、最大滞在12ヶ月

- ビザ申請料は無料。ただし最低US$30,000相当の海外旅行保険加入が求められる

- 就労は「旅行資金を補う」目的の範囲内。定住目的の長期就労は想定されていない

協定の基本

日本とアルゼンチンのワーキングホリデー協定は2017年5月19日の口上書交換により成立し、同年10月1日から制度が開始されました。対象は18歳以上30歳以下(申請時点)の日本国籍者で、最大12ヶ月間の滞在が許可されます。チリのような延長制度はなく、1年の滞在期間が上限です。

費用・条件

ビザの申請料自体は無料です(制度開始当初は米ドル150の案内もありましたが、現在は無料で申請できます)。ただし、渡航前に用意しておく必要があるのが海外旅行保険で、最低US$30,000相当の補償が必要とされています。保険料自体はプラン・保険会社によって差があるため、複数社を比較したうえで加入してください。滞在初期の生活を維持できるだけの資金証明も求められます。

就労の考え方

ワーキングホリデービザは「旅行を主目的に、その費用を補うための就労を認める」制度で、定住や長期的なキャリア形成を目的とした就労ビザとは性質が異なります。現地でどんな仕事に就けるかは時期や地域の求人状況に左右されるため、渡航前に断定的な期待値を持たないことが重要です。

渡航前に固めておきたいスペイン語レベル

アルゼンチンのスペイン語は、túの代わりに「vos」を使うvoseoという独特の活用が日常会話の中心です(標準的な教材の多くはtú活用を基準に教えるため、現地での聞き取りに最初は戸惑う学習者が多い点は覚えておくとよいでしょう)。渡航前にDELE B1相当(日常生活・簡単な意見交換に対応できる目安)まで固めておくと、現地での仕事探し・生活の立ち上げがかなり楽になります。目安を具体的に知りたい場合はDELE B1で何ができるかを、動詞活用の基礎固めは動詞活用の覚え方を参照してください。他のスペイン語圏ワーホリ国との比較はスペイン語圏ワーホリ4カ国比較にまとめています。

よくある質問

Q. アルゼンチンワーホリの発給枠はすぐ埋まりますか? A. 年によって差があり、必ず埋まるとは限りません。ただし渡航時期が決まったら、在アルゼンチン日本国大使館や日本の外務省の最新情報で申請時期・必要書類を早めに確認するのが安全です。

Q. スペイン語がまったくできなくても申請できますか? A. ビザ自体に語学要件はありません。ただし現地生活・仕事探しの質は語学力に大きく左右されるため、渡航前にDELE A2〜B1相当を目安に基礎を固めておくことをおすすめします。

Q. 延長はできますか? A. できません。アルゼンチンのワーキングホリデービザは最大12ヶ月で、チリのような延長制度は用意されていません。

Sources

  1. 外務省 — ワーキング・ホリデー制度
  2. 在アルゼンチン日本国大使館 — 日亜ワーキングホリデー制度
  3. スペイン留学.jp — アルゼンチン/ワーホリ

FAQ

アルゼンチンワーホリの発給枠はすぐ埋まりますか?
年によって差があり、必ず埋まるとは限りません。渡航時期が決まったら早めに最新情報を確認するのが安全です。
スペイン語がまったくできなくても申請できますか?
ビザ自体に語学要件はありません。ただし現地生活・仕事探しの質は語学力に左右されるため、DELE A2〜B1相当を渡航前の目安にすることをおすすめします。
延長はできますか?
できません。最大12ヶ月で、チリのような延長制度は用意されていません。
TOBIRA編集部
  • DELE/SIELE指導経験
  • 中南米留学サポート経験
  • 第二言語習得論(SLA)にもとづく編集方針

DELE/SIELE対策とスペイン語圏留学の一次情報にこだわり、第二言語習得論(SLA)にもとづく学習設計を行う編集部。

本記事は教育目的の情報提供であり、ビザ・移民・法律に関する助言ではありません。手数料・ビザ制度・日程は変わるため、行動前に必ず記事内の公式リンクでご確認ください。